趣味の生活

趣味でストレスをふきとばそー!

悪口はやめて皮肉を言おう

悪口を言うことは誰にでもある。

しかしなぜ人は悪口を言ってしまうんだ?

 

ストレス解消?

仲間を作りたい?

正義感?

 

少し紐解いてみよう。

 

目次

  1. 悪口の注意点
  2. 悪口やめて皮肉を言おう
  3. まとめ

 

1.悪口の注意点

まぁとにかく人間関係のストレスはすごいようだ。

SNSだって切った爪のカス程度だが人間関係といえる物ではある。

 

冒頭に書いたが、なぜ人は悪口を言うんだろうか。

 

ストレス解消のために悪口を言うのだとすると、それはちょっと考えものだ。

まずは何をおいても悪口のターゲットの存在よりも自分の口の方が悪く汚い場合がほとんどだ。

悪口言われる奴も悪いし汚いんだろうけど、そいつと同じ口になってしまっては本末転倒だ。

悪い奴に汚された自分をさらに汚くしてもストレスはたまる一方だ。

 

まして嫌いな奴の事を頭の中に並べ立てるなんてのはテレビの前に花瓶を置くようなもんで、自分もまわりも楽しめない。

仲間もできない。

人の離れていく正義なんてないし、それはもはや悪だ。

 

なぜ悪口を言ってしまうのかはたぶん知らなくていいことだ。

だが悪口を言うと誰も楽しくないということを知っていれば、ちょっと悪口言うのを躊躇するだろう。

その躊躇がストレスだとあらば、次の章に進んでみようではないか。

 

2.悪口やめて皮肉を言おう

漫才や落語にはたくさん皮肉が出てくる。

さらにその皮肉を比喩で表現するのが今のテレビでは主流になっている。

 

先に述べた悪口を躊躇してストレスを感じたのなら、是非とも比喩や謎かけを使った『皮肉』に変換してみてはいかがだろうか。

 

私の会社にも腹の立つハゲた上司がいる。

去年の大晦日に仲のいい職場の先輩と飲んでいたときの話。

 

先輩「お前、初日の出見に行ったりとかするの?」

 

私「初日の出はもうこの会社に入ってから行かなくなりましたよ!」

 

先輩「えー?なんでー?」

 

私「年明け出社したら嫌でも初日の出見られるじゃないっすか笑」

 

この前後にも無数に比喩皮肉を言っていたのだが、この当時の会話の間がかなり絶妙で楽しく笑えました。

 

盆休み前にはこんな会話も。

 

先輩「あのハゲ車で青森まで帰省するらしいぜ!事故って死ねばいいのになまじで!」

 

私「いや、あの人は事故ったりするよーな人じゃないっすよー」

 

先輩「なんだよーあいつの見方かー?」

 

私「いやいや、違いますよー。だってあの人、毛がないから笑」(毛がない=ケガない)

 

これは落語家の桂歌丸師匠と六代目三遊亭円楽師匠のお決まりネタを会話に入れてみたパターンだ。

 

文章だとなかなか面白さは伝わらないのだが、この章で理解していただきたいのは、悪口と皮肉の違いは、そこに笑いがあるかどうかだということ。

 

友達との会話でもそうだが、悪口が始まった瞬間からすぐさま皮肉に頭を切り替えることが重要だ。

いかに面白く皮肉を言うか、いかに上手く分かりやすい比喩を言うか。

その瞬間からターゲットが嫌な奴ではなく、自分の知識とセンスになってくるわけだ。

 

 

最近では悪口ばかりだった先輩が皮肉に切り替えつつあって、飲みに行くのもあまり疲れなくなってきて楽になった。

私が先輩に仕込んだわけではなく、先輩がこの面白さに気付いてくれたんだと信じている。

 

 

3.まとめ

悪口のターゲットは基本的には個人単位だ。

その個人にしか当てはまらない内容の話になってくる。

その飲み会に悪口のターゲットを知らない女の子なんかいたら最悪で、知らない奴の悪口を聞く時間ほど無駄な時間はないと思われ2度目は確実になくなる。

つまり視野がせまいということだ。

 

しかし皮肉は、比喩や謎かけなどの表現力や豊富な知識とタイミングが要求される高度な技術なのだ。

個人単位はおろか人を含めた全ての物や生き物にフォーカスすることで成り立ってくるので、会話に幅が出てくる。

 

だがこの皮肉の技術。

身に付けるのにはものすごい努力が必要なのが最大の弱点である。

 

しかも答えが全て正解だからこそ数字には出せないセンスを磨く努力というところが厄介なのだ。

またそのセンスを誰かに教えてもらうものでもない。

嫌なやつでもネタの仕入に協力してくれた人間だと感謝できるようになればその努力は大成功ですよ。

 

そして最後に言えるのは、悪口は最悪。

悪口言うくらいなら皮肉に切り替えろ。

でもその切り替えができない人が多数派ならば、それもやめよう。

そんなことよりもっと簡単にできることは、嫌なやつから逃げることか嫌なやつを好きと思える自分を作ることではないだろうか。

 

さてと、藁人形でも作って山にでも登ろうかな。

 

ありがとうございました。