メリットとデメリット
今日はメリットとデメリットについてのメリットとデメリットを紹介しよう。
目次
- メリットとは
- デメリットとは
- メリットデメリットのメリットデメリット
- まとめ
1.メリットとは
メリットとは簡単に言うと、ある物や人物、出来事などで、自分にとってプラスになる要素のこと、また自分でそう決めることである。
山へキャンプに行ったとき、火を焚くための薪や木の枝などを折って小さくする際に鳴る音としても知られている。
そしてキャンピングカーやキャンプ場のロッジにあるお風呂で頭を洗う際に使用するシャンプーの商品名としても名高い。
薪や枝を扱う場合は、破片が目に飛んだり手を怪我したり、運んでいる途中に転倒して腕の骨などがメリッと折れないよう、ゴーグル、軍手などを使い周りの環境に注意しながら正しく楽しもう。
キャンプ場での夜、みなさんお風呂に入りますよね?
頭をガシガシ洗いすぎると頭皮や髪の毛キューティクルに甚大なダメージを与えかねないので、キュレルなどの頭皮トラブルを避けられるようなシャンプーを使うことをオススメしている。
価格:891円 |
単にメリットとはいってもそれはあくまでもデメリットとの比較からメリットが生まれる。
キャンプの食事に使う大根、辛いのか辛くないのか分からないという人がいる。
しかし辛い大根を食べたことのある人にはすぐわかる。
メリットを知るのも同じでデメリットを経験して初めてメリットを得るのだ。
初めからメリットだけを取り入れている奴は基本的に物事の本質を見抜けない、つまり間の抜けた人間だということだ。
あいつは嫌な奴だ!
ってことはお前は、良い奴に会ったことがあるという素晴らしい経験を持っている。
無意識の中で人はメリットをしっかり使うことができているのだ。
2.デメリットとは
デメリットとは簡単に言うと、ある物や人物、出来事などで、自分にとってマイナスになる要素のこと、また自分でそう決めることである。
アメリカ人留学生で誰もが交流したことがあるだろう。
サングラスを外したら金魚の種類であるデメキンくらい目が大きいリット君のことだ。
出目金に似たリット
出目金のリット
出目のリット
出目リット
デメリット
これがデメリットの由来であるとうちの0歳2ヶ月の息子が言っていた。
昔、私の親友でもあるリットがこんなことを言っていた。
エロ本は24時間の中でせいぜい30分しかメリットがない。残りの23時間30分は親に見つかるかもしれないリスクに悩むデメリットでしかない。
しかも2回読んだらエロ本のメリットが体の中心から体外へ排出され、そのエロ本は最早デメリットでしかない。
私たちの生活は基本的にデメリットで構成されている。
つまりデメリットは不変的なものなのだ。
そのデメリットを解消していくために、便利な道具や感動的な思想や哲学が存在している。
しかしそんなメリットも親友リットの言った通り、わりとすぐに消えてしまうのだ。
不変的デメリットに対してメリットとは変動性のあるものなのだ。
夫婦関係も同じなのだ。
最初はラブラブな新婚生活だが、しばらくすればお互いの嫌なところが目について、せいぜいメリットといえば病気になったときの看病くらいなものになるのだ。
そしてメリット欲にばかりに心も体も支配されその夫婦は離婚していく。
さ、次の章だ。
3.メリットデメリットのメリットデメリット
ストレスを感じる理由として、このメリットデメリットの順番が大きく関係していることを知っているか。
情報化社会の最大の落とし穴といっても良いだろう。
先で話した通り、メリットは変動的、デメリットは不変的なものなのだ。
時代ももちろん、自分の気分だけでもメリットは変動する。
メリットで頭を洗えばキレイになる。
しかし濯ぐと髪がギシギシする。
うわ、まじか。。
髪の毛がキレイになるメリットを知ってシャンプーしたら髪がギシギシしてストレスという順番が間抜けな奴の典型だ。
髪がギシギシするデメリットはあるが、髪の毛がキレイにはなるからまぁいいか。
このように、メリットで物事を完結させるだけでストレスのかかる度合いが大きく変わる。
メリットにメリットを探すと最後はストレスというデメリットが生まれてしまう。
デメリットにメリットを探すと知識と知恵が身に付くメリットが生まれるのだ。
損して得を取れ。
まさにこのメカニズムである。
またこのメカニズムとは、機械に接写するということではない。
4.まとめ
目先の利益に惑わされるな。
メリットデメリットは結局一対なのだ。
デメリットのおかげでメリットが生まれてくるのだから、デメリットが存在すること自体が我々人間にとっての最大のメリットであるのではないか。
変動的なメリットばかりを追いかけているようではあなたのストレスは一生消えない。
そして、あくまでもメリットデメリットは自分の心が思っていること。
つまりあなたのストレスはあなたが求めているのだ。
二兎を追う者は一兎をも得ず。
この時代は二兎どころではない、万兎を追う間抜けが多いように見える。
少し落ち着こうぜ。
30分で最高のパフォーマンスを見せるリットのように。
一生懸命生きていこう。
それではどこかのキャンプ場で会いましょう。
ありがとうございました。
釣りブーム
空前の釣りブームだ。
おそらく新型コロナの影響でアウトドアで本来の人間の楽しみ方を取り戻したくなったのだろう。
しかし海釣りに使うエサもコロナの影響で輸入できずにいるのだ。
すると皆はルアーを使った釣りへと移行していくわけだが、店によっては30%品薄なんてのもザラのようだ。
そこでやってみないか。鯉釣りを!
9才からの27年間、わきめもふらずにコイを釣ってきた私の知識と知恵をここで明らかにしようではないか。
目次
- 鯉釣りの魅力
- 2種類のスタイル
- 道具
- 仕掛けの作り方
- いざ釣りに行こう
- まとめ
1.鯉釣りの魅力
パワー
鯉釣りの魅力はなんといっても鯉のパワーだ。
40センチくらいの鯉ですら50メートルは走ってくれる。
と、いうことは…
90センチクラスともなると200メートルは軽く走ってくれるパワーと持久力を持っているのだ。
ようするに淡水魚の化け物というわけだ。
ブラックバスの様に投げては回収の繰り返しではなく、エサを川底に沈め待つ釣りかただから疲れないと思われがちだが、川でのキャストで90センチオーバーともなると、足元に来るまでに1時間半もかかる場合だってある。
もちろん流れの速さや鯉の体調や性別にもよるが、一匹釣るだけでも10キロマラソンを完走するような体力の消耗を体感できるのだ。
仕掛けを考えて作る
ルアーフィッシングは基本的にメーカーが作った疑似エサに糸を付けるだけだが、鯉釣りは自分で工夫して仕掛けやエサを作る楽しみ方があるのだ。
とはいっても、ボイリーといってルアーに近い形のものもあるが、実につまらないのでここでは書かないことにしよう。
私の使っている仕掛けは2年間試行錯誤を繰り返し結局まったく釣果が上がらなかった末にできたものだ。
あまりに考えすぎてあたまがおかしくなっていた。
そんなある日、布団でうたた寝をしていると、見たこともない仕掛けで鯉釣りをしている夢を見たのだ。(本当に実話です)
ふと目が覚めると鮮明に記憶していて、すぐさま起き上がりその仕掛けを作った。
その仕掛けを持って川へ向かい竿をだした。
そこで初めて80センチクラスの鯉を釣り上げたことは今でも夢同様、鮮明に覚えている。
世界に1つしかない自分だけの仕掛けで目標サイズの鯉を釣り上げる。こんなマイナーでマニアックなところに魅力を感じる人間は、変わり者であることに誇りを持っていることだろう。
2.二種類のスタイル
鯉釣りのスタイルを紹介しよう。
鯉釣り好きの間ではこのスタイルに派閥があるらしいが、それぞれの楽しみかたがある。
二種類のスタイルはこちら。
A.パワーファイト
B.ロングラインファイト
それぞれ説明していこう。
A.パワーファイト
パワーファイトスタイルは文字通り、力で勝負する釣り方で、主に年配の方に多く見られるスタイルだ。
リールに巻く糸(以下ラインと呼ぶ)は8号から12号とかなり太いナイロン製のラインを使用する。
鯉が食いついたら直ぐ様竿を持ち、そこから先に鯉を走らせないのがセオリーだ。
4.5メートルから5.5メートルの長めの竿を使う場合が多く、80センチクラスの鯉とのパワーファイトは竿がまるで三日月のようなしなりを見せてくれる。
がんばってーいるからねってーー
そしてパワーファイトに必要不可欠なことは竿の限界を熟知する技術である。
カーボン素材でもグラスファイバー素材でも限界を超えればあっさり真っ二つになってしまうからだ。
限界ギリギリのところで頭一振りされたらまず竿は助からない。
ランダムでやってくる首振りの一瞬のタイミングを見極め、竿を寝かせたり力を抜いたりする技術が必要とされる。
これは経験でしか身に付かない匠の技と言えるわけだ。
B.ロングラインファイト
ロングラインファイトは、文字通り食ってきた鯉を遠くまで走らせ、ラインを長く出して勝負する釣りかたで、現代鯉釣りの主流だ。
私もロングラインファイト歴の方が圧倒的に長いこともあり、ここでは私の主観を中心に話そう。
リールに巻く糸は3.5号とバス釣りに毛がはえたくらいの細いラインを使用している。
理由は4つ。
1. 約130メートルのラインをリールに巻くことができる。
2. 川の中でラインが目立たなくなる。
3. 竿が折れる前にラインが先に切れてくれる。
4. 細いラインで90センチクラスを釣ることができるカッコよさ。
ロングラインファイト(以下ロンラン)の最大の魅力は100メートル先で自分の仕掛けに食い付いた鯉が跳ねる瞬間を見られることだ。
鯉が食ってきても走り終えるまでは竿に触れないのがロンランのルールと勝手に決め込んでいる。
走り終えたら竿を持ち1度だけ竿とラインの限界80%あたりまで竿を立てて鯉の口に刺さった針をさらに食い込ませる。
3年くらいやると、100メートル先であっても鯉の口に針が食い込む感触が分かるようになってきます。
これがやたら気持ちいい。
鯉釣りに使用される竿は4.5メートル以上の長いカーボン竿が主流だ。
走った鯉が左右を行ったり来たりする距離が30メートル以上になるのは普通なので、竿の長さでその距離を縮める効果があるためや、竿のしなりでラインが切れにくくなったり鯉の重さを軽減させる効果があるからだ。
しかし、男だったら短い竿で勝負せんかい!!!
てなわけで私は3.3メートルのグラスファイバー素材の竿を使っている。
1番短いものでも2.7メートルを使用することもある。
画像の竿はDAIWA ストライカー 3.3m
とにかく短く竿そのものにパワーがない。
画像の川の左側にある草の中に入り込まれたら目も当てられません。
しかしそれを何とかするのが技術だ。
そしてパワーがない分だけ、鯉の重さや首振りのパワーをダイレクトに感じることができる。
川の鯉は90%以上の確率で走る方向は下流だ。おそらく逃げるためのスピードを稼ぐための本能なのだろう。
川の下流へ100メートル以上走るとなると、左右の草に入り込んだり流木にラインが絡んだりと非常にギャンブル性が高くなるわけだが、技術が上がればその分だけギャンブル性が下がってくる。
経験を積めば9割はランディングできるようになります。
ちなみに私はここ3年で30匹以上釣り上げましたが、お陰さまで100%ランディングだ!
以上、パワーファイトとロングラインファイトの紹介でした。
初心者には是非ロンランをオススメしたいところだ。
ロンランの細かい技術の中にはパワーファイトの要素もたくさん含まれいるのだ。
ようするにロンランはパワーファイトとのハイブリッドと考えてもいいでしょう。
次の章では道具の紹介です。
3.道具
ここでは鯉釣りに使う基本的な道具から便利グッズまで紹介しよう。
竿(ロッド)
釣り道具2大メーカーの1つ、DAIWA。
今でも鯉釣り用の竿が発売されています。
しかも3.6メートルと短めの設定が多いのでオススメです。
ダイワ(Daiwa) マッドドラゴン ユーロスタイル 2.5-362J 06558418 【個別送料品】 大型便 価格:16,039円 |
ちなみに私が使っている竿は、2章で載せた画像DAIWAストライカー3.3mだ。
カーボン素材ではなくグラスファイバー素材で、おそらく30年近く前に製造されたものらしい。
ヤフオクで2000円で落札しました笑
たまに未使用品が出てくるので狙い目なのだが、当時の竿のガイドはプラスチックが多くほとんどが劣化して割れてるのでSICなどの金属製ガイドに交換が必要なため、総額は1万円くらいかかってます。
自分でガイドを交換するのもまた楽しい。
ちょっと分かりにくいが、黒一色だと淋しかったのでガイドの間に紫と柄物のマスキングテープを仕込んでコーティングしてみた。
ガイドを交換しつつ自分で工夫してデザインも考えてみてはどうだろうか。
カーボン素材は俊敏性、グラスファイバーは粘り。好みで選ぼう。
どちらも同じくらい楽しめますが、私はなぜかグラス派である笑
古い竿が好きだからかな?
リール
リールもまた様々な考え方がある。
技術があればオモチャみたいなリールでも充分だという人もいれば、12000番くらいの巨大なリールがいいという人も多くいる。
これも好みなのだが、個人的にオススメなものを紹介しよう。
まずはこれ。
価格:9,621円 |
さすがDAIWAだ。3500番で4号ライン200メートルも巻ける。
初心者には値段も性能も申し分ないレベルのリールだ。
ハンドルも太めの楕円で瞬時に持つことができそうだ。
実力と自信が出てきたらこれもいい。
価格:32,339円 |
値段が上がればベアリング性能やパワー配分など制度が当然増してくるのだ。
自分の実力に答えてくれるリールであることは間違いない。
こだわり始めた上級者向け。
最後に私が使っているリールをちゃっかり紹介しよう。
【中古】SHIMANO◆リール/13BIOMASTER SW5000XG-A【スポーツ】 価格:19,690円 |
すでにこの型は廃盤で中古しか掲載がなかったが、後継機も出ているようだ。
私がこのリールを選んだ理由は2つ。
値段のわりに高そうに見えること。
ハンドルが円形だから持ち手の位置に迷いがない。
この2点のみです笑
そして前者が9割です笑
正直リール選びは、ラインが200メートル以上巻けるだけで何も問題がない。
とにかくかっこよけりゃいい!
そのリールに合わせて技術を習得すればいいのだから。
ライン
鯉釣りに使用するラインはもはやこれに勝るものなし。
サンヨーナイロン アプロード GT-R ウルトラ 【14ポンド 600m】 APPLAUD GT-R ULTRA 14lb 600m 価格:3,762円 |
14lbで号だと3.5号。
初心者は5号(20lb)くらいからスタートしてもいいが、強度的にも4号(16lb)スタートでも問題はないと言える。
色、強度、伸縮性、どれを取っても鯉釣りには最強のラインだ。
ハリス
針につける糸のことだ。
【GOSEN/ゴーセン】GK603C 巨鯉伝説 30m PEライン コイ専用 淡水魚 価格:1,144円 |
ハリスもまたこれに勝るものなし。
通常、リールに巻いたラインの号数と同じがいいという定石はあるが、私の経験上4号がベストだ。
4号以下になると軽すぎて川の流れで浮かびユラユラとしてしまい、鯉の口に針が入り込みにくくなる。
逆に4号以上だと固くて重くなり川の流れに対して不自然な動きになるため釣果が下がる傾向にある。
強度も含めた総合バランスとしては4号がベストだと考える。
しかし池や湖の場合は流れがないので3号や2号でも同等の釣果が望めそうだ。
針
鯉釣りの針には様々な種類がある。
飲ませや吸い込みなどがあるが、鯉の口の形状や針の重量バランスではこれが1番成績がいい。
がまかつ(Gamakatsu) 鯉角ヒネリ フック (黒) 14号 釣り針 価格:816円 |
ほとんどの鯉釣り人に言われてきたことがある。
14号はでかすぎる!
うるせー!
40センチの鯉でも90センチの鯉でも、鯉という魚は14号の針は余裕で吸い込める大きさの口を持っている。
画像を見たまえ!
80センチ後半で私の拳が入りそうな口の大きさだ。
そして画像を見てもらえば分かるがこのくちびるの厚さだ。
14号以下の針を使うとくちびるが邪魔をして針が刺さる場所が浅くなってしまうのだ。
さらなるメリットは、フナやハヤなどの雑魚の口には針が入らないということだ。
ピンポイントで鯉だけを狙うには14号という大きさは紛れもなく正解である。
オモリ
価格:590円 |
川で鯉を狙う場合、10号でオモリが流されてしまう場所はまず釣れない。
なぜなら鯉は緩やかな流れの中で生息する習性があるので、10号オモリが流れの速さの基準となるのだ。
また、オモリが大きすぎると勝負中に鯉の顔にオモリが当たる衝撃が強くなり、余計な首振りを誘発してしまう。
すると鯉の体力の消耗が激しくなり、パワーを楽しむ時間が少なくなってしまうのも大きな理由の1つだ。
後の章で記載するが、運がよければオモリが外れてくれる仕掛けを紹介しよう。
寄せエサ
個人的に鯉釣り最重要課題は寄せエサだと思っている。
人間と同じで、まずいご飯やさんにはお客さんは集まらないのと同じだ。エサ釣りの鉄則である。
精米所などで勝手に持ってかえれる米ぬかに乾燥コーンやパン粉を入れて作る方法もあるのだが、なぜかあまり良い釣果がのぞめない。
そこで私が使っているのはこれだ。
価格:1,430円 |
鯉の嗅覚は人間の200倍とも言われている。(ほんとかよ!)
しかしこの暁。
ほぼ無臭なのだ。
これ単体でももちろんかなりの釣果がのぞめるが、私のとっておきブレンドレシピを特別に紹介しよう。
用意するものはスーパーで売られているきな粉と無洗米以外の米だ。
暁10に対してきな粉1、米1をブレンドしよう。夏場はヘラブナ用のマッシュポテト1~2をブレンドしてもかなり有効だ。
肝はきな粉。
それだけで私も食べたくなるようないい匂いになる。
もちろんブレンドの配合はそれぞれ自分で試してみるのも鯉釣りの楽しみの1つだ。
中にはサナギ粉など、動物系の匂いが半端ないものをブレンドする人もいるが、上級者は基本使わない。
理由としては余計な雑魚が集まり過ぎることや、後に説明するが食わせエサとの相性が合わないから。
そして何よりも素人くさく見えてしまう!
植物系の寄せエサなら自分の手も臭くならないので精神衛生上でも非常に有効だ。
食わせエサ
食わせエサは針に直接付け、寄せエサから最終的に食わせエサへと誘導していくための重要アイテムだ。
練り芋やモロコシなどがあるが、長期保存ができるモロコシはコスパもよくオススメだ。
夏、モロコシをスーパーで買って茹でよう。そして半分自分で食べたらもう半分は手でもぎ取ろう。なるべく潰れないように気を付け、実の根の部分からとるようにしよう。
缶詰めは機械で実をとっているので根の部分がついていない。
根の部分がないと針に刺しても裂けて落ちてしまうのだ。
そしてもぎ取ったモロコシを瓶に入れ、アルコール度数30度以上の焼酎を注いであげれば完成だ。
焼酎のおかげでモロコシの匂いがより強くなることと、長期保存が可能になる。
また、先に紹介した寄せエサの暁にも乾燥コーンが入っているので、違和感なく針のついた食わせエサを鯉の口の中へ誘導できるというわけだ。
寄せエサと同系の食わせエサというところがポイントだ。
サルカン
サルカンはラインからハリスへとつなぐためのアイテムだ。
また私の仕掛けの場合はオモリへの繋ぎにもサルカンを使用する。
鯉は大きいものだと10キロ以上体重があり、水の中ではその何倍もの力が加わってくる。
なので耐荷重30キロ以上のサルカンを使用することをオススメしよう。
まずはスナップつきのサルカン。
|
そしてスナップなしのサルカンだ。
価格:275円 |
サイズはとくに気にすることはないが、スナップの形状が上記で紹介したようなものがのぞましい。
単純に伸びて外れる可能性が低くなるからだ。
そしてオモリをつなぐサルカンだ。
価格:146円 |
これは1番小さいサイズでオッケーだ。
強度が強すぎず弱すぎないので、鯉が食って走ると運が良ければオモリが外れます。
でも7割り方は外れません。
ここまでが基本セットです。
基本だけでもけっこうあるが、揃ってみるとこんなもんかって感じだ。
便利グッズ
- ロッドケース
- 竿立て(土に刺すY字型と三脚型)
- 内径40センチ以上の大きいタモ(アミ)
- 仕掛けの収納ボックス
- 寄せエサ入れタッパー大
- 寄せエサ混ぜ用のドーム型のボウル
- 先端をJの字に曲げた15センチくらいの細い棒
- 川の水を入れておくボウル
- ビニール手袋
- これらを入れる幅広のリュック
これだけ揃えば問題はない。
鯉釣りの唯一の弱点は荷物が多くなりがちになることだ。
最初のうちは仕掛けを切られる心配をしたり長時間でエサが無くなる心配がついて回るのが原因だ。
しかし最小限のエサと仕掛けで確実に仕留める一球入魂の面白さも鯉釣りの魅力の1つであることは知っておいてもらいたい。
以上、道具の章はここまでだ。
次は、仕掛けの作り方を紹介しよう。
4.仕掛けの作り方
先で話した、私の夢に出てきた世界に1つだけの仕掛けを教えてしまおう。
鯉釣りを始めた方は是非この仕掛けを拡散してほしい。
まずはオモリ。
手芸屋さんで携帯ストラップ用の細くて柔らかくて超頑丈な糸を入手しよう。
スナップサルカンとスナップなしサルカンをオモリの全長と同じくらいの長さでつなぐ。
次にスナップなしサルカンの赤糸が通っている方の穴にスイベルフックドスナップを接続し、同時にオモリの輪にスイベルを通しロックする。
こうなる。
なぜ赤糸を使うのかというと、鯉は赤色に反応しやすいからという何の信憑性もない伝説があるからだ。
伝説を信じる原始的な釣りという楽しみも心のどこかに入れておきたい。
ま、いくら私でも鯉とは話したことがないので、真実はハイジに聞いてくれ。
また、スイベルは強度があまりないので、先で話したが鯉の首振りでオモリが外れる場合があるのだ。
オモリはもったいないが、7割は外れないので問題はないだろう。
次は針、ハリス、ラセン
ラセンはホームセンターの針金コーナーに銅製の柔らかい針金がある。
それをクルクル巻いてラセン型に整える。
針金をニッパーで切った部分でハリスが切れるの事があるので、針金の切り口部分に配線用の収縮チューブを被せるとよりベストだ。
針にハリスをしばりつけ、スナップなしのサルカンとつなぐ。
そのときのハリスの長さは、サルカンのしばり目から針のしばり目までの長さが6~7センチがよい。
4センチ~25センチまで1センチ単位で検証した結果、6~7センチがとにかく釣果がいいというデータが出ている。
そして、ラセンをしばり目のある方のサルカンの穴に直接入れる。
こんな感じ。
それらを全てつなぐとこんな感じだ。
リールのラインにスナップサルカンを付ける。
そこにスナップなしサルカンのついたオモリをつける。
ラセンのついた針をつける。
これだけだ。
リールのサルカンから約25センチを目安に作ってみよう。
ここまでで私の夢に出てきた仕掛けの紹介は終わりだ。
もちろんこの仕掛けが全てではない。
川の流れや川底の形状で仕掛けはいくらでも変化してよいのだ。
この仕掛けを参考にして新しい自分だけの仕掛けを作るのもまた鯉釣りの楽しいところなのだ。
仕掛けの余談
市販で、吸い込みという有名な仕掛けがある。
針がたくさんついている仕掛けだ。
その方が確率が高いのでは?
とよく聞かれるのだが、確率の分野が違うのだ。
釣れるか釣れないかの確率は意外かもしれないが全く変わらない。
結局1つの場所に寄せエサが溜まっているから、鯉が寄れば必ず針も飲み込むからだ。
釣れる確率を増やすには針の数よりも出す竿の数を増やした方がいい。
しかし男なら竿は1本出しだろ!!笑
針がたくさんついていると鯉が食ってきて暴れたときに他の針も反動で刺さるので、針がはずれて逃げられることがなくなり、釣り上げられる確率は劇的に上がる。
だが、そうすると鯉の顔面が穴だらけになり、ときには目玉を貫通し、顔面血まみれ鯉を釣り上げることになる。
それでも確実性を求めるならしかたないが、私にはできない。
さて次の章はいよいよ実践だ!
5.いざ釣りに行こう
この章では寄せエサの作り方やポイントの見つけ方などを詳しく紹介しよう。
- 食わせエサのつけ方
- 寄せエサの作り方
- 寄せエサのつけ方と川の中の関係
- 川での鯉釣り
- 湖での鯉釣り
食わせエサのつけ方
焼酎漬けのモロコシを一粒とる。
モロコシの側面から針を刺し反対の側面から出し、返し針もさらに通過させ、ハリスのしばり目のところでモロコシが引っ掛かるように付ければオッケーだ。
こんな感じ。
寄せエサを作る前にモロコシを付けておくと、瓶の中の焼酎が寄せエサで汚れないですむぞ。
何粒も付ける人もいるが、モロコシは意外とちぎれにくいから針が刺さらなくなる可能性を考えると1粒がベストだ。
寄せエサの作り方
初心者にありがちなのは1度にたくさん作ってしまうことだ。
寄せエサ5に対して水が1。。。
一気に数回分の寄せエサをソバ生地を練るように作ってしまうがそれは間違いだ。
水分が馴染み過ぎると川の中で寄せエサが溶けずに残ってしまうので一回ずつ作ろう。
まず、水を入れるボウルとエサを混ぜるボウルをそれぞれ用意する。
川の水を水用のボウルに入れる。
粉の状態の寄せエサを200mlカップで150mlをすくってエサ用のボウルに移す。
→
水を片手で少なめ2すくいくらい取り、寄せエサの上にかけお米をとぐように指5本で隙間を作りながらグルグル回して混ぜる。
鶏そぼろみたいになってきたら一度握ってみて、ボロボロ落ちなかったらオッケー。
↓
水がじわーっと滲んできたら水が多すぎる。
見た目は水が足りないんじゃないかと思うくらいパサパサしているがそのくらいが良い。
寄せエサのつけ方と川の中の関係
作った寄せエサを団子にしていく。
利き手の親指を立て、親指を中心にして団子を作っていく。
団子ができたら親指を引き抜く。
穴の空いた団子の完成。
見た目はお寺にある鐘のような形だ。
道具の章で紹介した先端をJの字に曲げた15センチくらいの細い棒の先にサルカンを通し、団子の中心に穴側から棒を貫通させ、ラセンで止まるところまで差し込む。
そして棒を外す。
→
団子の穴の八分目くらいまで直接きな粉を入れ、その中に食わせエサのついた針をも一緒に入れる。
そして残った寄せエサのカスで穴を蓋して、手を水で濡らしてから軽く握って出来上がり!
団子の頭からとびだしているサルカンをオモリのスナップサルカンにつなぎ準備は完了だ!
ん?
団子の中に針を隠したら釣れなくない!?
と思いますよね!
団子は川の中に入ると5分もすれば団子が溶けて砂時計の砂が落ちた山のようになるのだ。
こまかい寄せエサのカスが少しずつ川に流され、その匂いをたどって下流から鯉が集まってくる、という寸法だ。
その頃には団子が溶けきって、大豆や米などの流されにくいエサに紛れて食わせエサが顔をだし、集まった鯉が針ごと一気に食ってくれるというわけだ。
ここで分かるのが、狙いはエサより下流にいる鯉なのだ。
鯉が川の中でジッとしているときは必ず上流に頭を向けてユラユラしているのだ。
上流から美味しそうな匂いが流れてきたら鯉もちょっと気になってくるのだろう。
川での鯉釣り
基本的には水深が1~3メートルくらいの流れのゆるやかな場所がのぞましい。
川底が砂だとなおさら最高だ。
しかし都合よくいいポイントになるところはなかなかないものだ。
なので、ファイト別で紹介しよう。
パワーファイトの場合は入江になっているところが面白い。
画像左部分が本流、右部分が入江。
本流と入江のちょうど境目あたりにはだいたい泡がうずを巻いている。うずから2メートル入江側あたりに投入する。
Y字の竿立てを長く伸ばし、竿を斜め60度くらいに立たせ、糸を張らせ、リールのドラグをきつめにしめて当たりを待つ。
食ってきたら鯉は本流へ逃げ込むことが多いので、そこをこっちのパワーで入らせない!
もし逃げ込まれたら99.9%ランディング不可能だ!
ロングラインファイトは、深くて流れが緩やかな場所が最低でも150メートル続いているポイントがのぞましい。
流れの穏やかな川では基本的に鯉は岸から5メートルから10メートルくらいのところで回遊していることが多い。
しかし、回遊している場所にピンポイントでエサを投入すると鯉が逃げてしまう。
ヘラブナ釣りの要領で下投げで川岸3メートル位のところに投入してみよう。
このデータはあくまでも1つのパターンだ。
川の形状で同じ場所は存在しないから、それぞれの釣り場でポイントを探そう。
上のパターンは私が初めて入る釣り場での目安として使っているデータなので、参考にしつつ自分の釣り場の研究をするのもまた楽しいのだ。
釣り場が土ならY字の竿立てを2本立て、竿先を上流に向けて寝かせる形にして置いておこう。
コンクリートなら三脚を使い、これもまた竿先を上流に向けておこう。
この時はリールのドラグは目一杯ゆるめておこう。(ドラグのつまみ外れない程度でね笑)
食ってきた鯉は下流に逃げることが多いので、上流に向けておけば竿のしなりで走る鯉の口に針が食い込みやすくなるのだ。
くわしくはロングラインファイトの章を参考にしてくれ。
川は、緩やかな流れでも日々少しずつ形状を変えたり、いろんな群れの鯉がランダムに入れ替わるので飽きがこないのが最大のメリットだ。
何度か経験したが、一度釣ってリリースした鯉を、3キロ下流のポイントで再び釣ったなんてこともあるのだ。
釣り場は変えなくても鯉が入れ替わってくれるところも川のいいところだ。
湖での鯉釣り
湖での釣りは、遠くまで投げられるのが非常に魅力だ。
そして全ての投入場所がポイントになり、足場も安定している場合が多いので初心者にはとても有効だ。
さらに竿を何本も出しやすいメリットもあるのだ。(私は絶対に一本しか出さない!男だから!)
団子は少し水を多めにして作ると、水面で団子が破裂するのを防ぐことができる。
もちろん溶ける時間は長くはなるが、待っている間に仲間とBBQなんてのも悪くない。
竿立ては基本三脚だが、糸を張らせドラグをゆるめて適当に置いておこう。
鯉が食ってきたら迷わず竿を持ち、まず竿を限界8割まで立たせ針を食い込ませる。
後はパワーを楽しみながら自由に遊ばせてゆっくり足元まで寄せてあげよう。
琵琶湖あたりでは1メートル級の鯉がゴロゴロいるからかなり楽しめる。
キャパの小さい湖はわりと細身の鯉が多い印象だ。
流れに鍛えられていない分、体力もあまりないのでやはり湖の鯉釣りは初心者には有効だ。
湖の鯉はこんな感じだ。
川の鯉はこんな感じだ。
あ、これ私です笑
川も湖もそれぞれの楽しみかたがあるが、個人的には川が好きだ。
毎日変化する川での鯉釣りはイレギュラーな事が絶えず起こる。
それを柔軟に攻略していかなければならない。
つまり同じパターンは2度とやってこないという面白さが川にはあるのだ。
是非慣れてきたら川の鯉と勝負してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ブラックバスがスポーツカーなら鯉はダンプカーである。
俊敏性の面白さや水面で食ってくる臨場感という点ではバス釣りも非常に魅力がある。
しかし私は鯉釣りを選んでしまった。
古い竿のガイドを自分で付け替えたり、仕掛けを夢の中で発見したり、釣具屋さんだけではなくスーパーや手芸屋さんに足を運んだりモロコシ茹でたりと、釣り以外の手作り要素が豊富にあることがツボなのだろう。
エサを入れてジッと待ってる間にバス釣りの人のルアーに仕掛けを引っかけられたり、竿やタモを踏まれたりとトラブルも多いのだが、やはり食ってきた時の手応えや、冷静でいられなくなる精神、そして釣り上げたときの片手では持てない重量感が本当に楽しい。
このブログがきっかけで鯉釣りを始める人が増えたらとても嬉しいぞ!
分からないことは遠慮なく聞いてくれ。
Twitter横居直花でいつでもDM待っているぞ。
注意事項
本当に悲しいことに、私が地元で鯉釣りを始めてからというもの、顔見知りではないのだが10人以上の子供や老人が川で溺れて亡くなっている。
海釣りも危険だが、川でも同じくらい危険度が高いのだ。
だから私は釣りの種類に関係なく、釣り場に来た人とは必ず挨拶をし、釣りについて少しでも会話をかわすことにしている。
そして最後に『気をつけて!』と言うことにしている。
声だけでも覚えておけば、万が一川に流された時に助けに行く時間が短縮できるからだ。
実体験だが、スッポンを釣りに来ていた老人が私のいる場所から100メートル下流で川に落ちたのだ。
あらかじめ話をしていて、老人の事を少し気にとめていたから、間髪入れずに走り出せた自分がいたのを覚えている。
たまたま浅瀬で流されずにすんだが老人はその一瞬だけでもものすごい衰弱していた。
せっかくの楽しみが少しの油断で惨事に変わることをいつも頭におきながら最高に楽しい釣りを楽しんでもらいたい。
しかし鯉釣りは人気ねぇなー笑
鯉を釣るより鯉釣りファンを探す方が何倍も難しいぜ!笑
ありがとうございました。
悪口はやめて皮肉を言おう
悪口を言うことは誰にでもある。
しかしなぜ人は悪口を言ってしまうんだ?
ストレス解消?
仲間を作りたい?
正義感?
少し紐解いてみよう。
目次
- 悪口の注意点
- 悪口やめて皮肉を言おう
- まとめ
1.悪口の注意点
まぁとにかく人間関係のストレスはすごいようだ。
SNSだって切った爪のカス程度だが人間関係といえる物ではある。
冒頭に書いたが、なぜ人は悪口を言うんだろうか。
ストレス解消のために悪口を言うのだとすると、それはちょっと考えものだ。
まずは何をおいても悪口のターゲットの存在よりも自分の口の方が悪く汚い場合がほとんどだ。
悪口言われる奴も悪いし汚いんだろうけど、そいつと同じ口になってしまっては本末転倒だ。
悪い奴に汚された自分をさらに汚くしてもストレスはたまる一方だ。
まして嫌いな奴の事を頭の中に並べ立てるなんてのはテレビの前に花瓶を置くようなもんで、自分もまわりも楽しめない。
仲間もできない。
人の離れていく正義なんてないし、それはもはや悪だ。
なぜ悪口を言ってしまうのかはたぶん知らなくていいことだ。
だが悪口を言うと誰も楽しくないということを知っていれば、ちょっと悪口言うのを躊躇するだろう。
その躊躇がストレスだとあらば、次の章に進んでみようではないか。
2.悪口やめて皮肉を言おう
漫才や落語にはたくさん皮肉が出てくる。
さらにその皮肉を比喩で表現するのが今のテレビでは主流になっている。
先に述べた悪口を躊躇してストレスを感じたのなら、是非とも比喩や謎かけを使った『皮肉』に変換してみてはいかがだろうか。
私の会社にも腹の立つハゲた上司がいる。
去年の大晦日に仲のいい職場の先輩と飲んでいたときの話。
先輩「お前、初日の出見に行ったりとかするの?」
私「初日の出はもうこの会社に入ってから行かなくなりましたよ!」
先輩「えー?なんでー?」
私「年明け出社したら嫌でも初日の出見られるじゃないっすか笑」
この前後にも無数に比喩皮肉を言っていたのだが、この当時の会話の間がかなり絶妙で楽しく笑えました。
盆休み前にはこんな会話も。
先輩「あのハゲ車で青森まで帰省するらしいぜ!事故って死ねばいいのになまじで!」
私「いや、あの人は事故ったりするよーな人じゃないっすよー」
先輩「なんだよーあいつの見方かー?」
私「いやいや、違いますよー。だってあの人、毛がないから笑」(毛がない=ケガない)
これは落語家の桂歌丸師匠と六代目三遊亭円楽師匠のお決まりネタを会話に入れてみたパターンだ。
文章だとなかなか面白さは伝わらないのだが、この章で理解していただきたいのは、悪口と皮肉の違いは、そこに笑いがあるかどうかだということ。
友達との会話でもそうだが、悪口が始まった瞬間からすぐさま皮肉に頭を切り替えることが重要だ。
いかに面白く皮肉を言うか、いかに上手く分かりやすい比喩を言うか。
その瞬間からターゲットが嫌な奴ではなく、自分の知識とセンスになってくるわけだ。
最近では悪口ばかりだった先輩が皮肉に切り替えつつあって、飲みに行くのもあまり疲れなくなってきて楽になった。
私が先輩に仕込んだわけではなく、先輩がこの面白さに気付いてくれたんだと信じている。
3.まとめ
悪口のターゲットは基本的には個人単位だ。
その個人にしか当てはまらない内容の話になってくる。
その飲み会に悪口のターゲットを知らない女の子なんかいたら最悪で、知らない奴の悪口を聞く時間ほど無駄な時間はないと思われ2度目は確実になくなる。
つまり視野がせまいということだ。
しかし皮肉は、比喩や謎かけなどの表現力や豊富な知識とタイミングが要求される高度な技術なのだ。
個人単位はおろか人を含めた全ての物や生き物にフォーカスすることで成り立ってくるので、会話に幅が出てくる。
だがこの皮肉の技術。
身に付けるのにはものすごい努力が必要なのが最大の弱点である。
しかも答えが全て正解だからこそ数字には出せないセンスを磨く努力というところが厄介なのだ。
またそのセンスを誰かに教えてもらうものでもない。
嫌なやつでもネタの仕入に協力してくれた人間だと感謝できるようになればその努力は大成功ですよ。
そして最後に言えるのは、悪口は最悪。
悪口言うくらいなら皮肉に切り替えろ。
でもその切り替えができない人が多数派ならば、それもやめよう。
そんなことよりもっと簡単にできることは、嫌なやつから逃げることか嫌なやつを好きと思える自分を作ることではないだろうか。
さてと、藁人形でも作って山にでも登ろうかな。
ありがとうございました。
本当に美味しいコーヒー
本当に美味しいコーヒーを知っているか。
圧倒的に知らない人の方が多いのは、コーヒーが嗜好品だからだ。
しかし少し知識を得て、入れ方の技術を習得するだけで、コーヒーを入れる行為が楽しくなる。
楽しい後に待っているのはやはり美味しいコーヒーなのだ。
目次
- まずは豆から
- 豆の鮮度を見極める方法
- 焙煎はプロにまかせろ
- 持っているといいセット
- 謎のコーヒー店
- まとめ
1.まずは豆から
美味しいコーヒーはやはり新鮮な状態かどうかでクジラとミジンコくらいの差が出てくる。
しかし焙煎前の白い豆でも、焙煎後の焦げ茶色の豆でも鮮度の良し悪しは判別できない。
下記のコーヒー豆は信頼性が高い。
コーヒーの入れ方は言葉よりも映像だ。
YouTubeで『バリスタ 日本一』などで検索すれば参考になる映像がたくさんある。
マスタッシュはスペシャルティコーヒーで鮮度もいい。
本当に美味しいコーヒー生活を送るにあたり最高のスタートが切れるはずだ。
なぜなら私が身をもって今のコーヒースタイルを身に付けたのだから。
マスタッシュの他にも試したいと思ったら、自家焙煎している個人店を探してみよう。
大手のコーヒー豆販売をしているチェーン店での購入は、あくまでもこだわらない人向けだ。
でもやっぱりコーヒーは少しだけこだわってほしいものだ。
理由は、うまいから。
これに尽きる。
2.豆の鮮度を見極める方法
1章で触れたが、鮮度の良し悪しでかなり美味しさに差が出てくるのは間違いない。
そこで誰でも簡単に鮮度の見極めができる方法を紹介しよう。
深煎りの豆を買う
自家焙煎をしている個人店で初めて豆を買う時には必ず深煎りの豆を買おう。
深煎りの豆、つまり長時間熱をかけて水分を飛ばした豆のことだ。
見た目は限りなく黒に近い茶色で、ツヤツヤにマニキュアのトップコートを塗ったような豆だ。
深煎りの豆を粉にしてドリッパーに移し、85から90℃のお湯を真ん中から渦巻きを描くように外側へゆっくり2周させ10~15秒放置する。
すると、全体がガトーショコラのように膨らんでくる。
これはお湯の熱でコーヒー豆の中に含まれる二酸化炭素が外に排出され、その空気が豆の粉を持ち上げることで膨らんでいるように見えるのだ。
これが鮮度のいい豆ということの証明になります。
豆に含まれる二酸化炭素は、煎る前の白い状態でも焙煎後でも粉にしても常に排出され続けている。
なので、鮮度の悪い豆はもうすでに二酸化炭素が排出しきった状態になっているので、たとえ100℃のお湯をかけても膨らみません。
もちろん、焙煎前の豆の鮮度が悪ければ、焙煎したばかりであっても膨らみません。
とくに、深煎りのコーヒー豆は水分含有量が少なく重量が軽いために膨らみやすいので、深煎りで膨らまないコーヒー豆は鮮度が良くないと判断して大丈夫だ。
なぜ深煎り豆を買うのか
深煎りの豆は品種にもよるが基本的には苦味を楽しむコーヒーだ。
しかし私のように酸味を楽しむ方が好きという人も同じくらいいる。(もちろん両方大好きですよ。)
深煎りが苦味ならば当然ながら酸味は浅煎りや中煎りの豆ということになる。
ここで重要なのが水分含有量。
浅煎りは焙煎時間が短くかなり茶色のままでツヤツヤしていません。
つまり水分がかなり豆の中に残っているのだ。
その浅煎り豆を粉にして、先に述べた方法でお湯をそそいでも、まったく膨らまないわけではないが、深煎りに比べて半分も膨らまない。
それは鮮度が悪いのではなく、水分含有量が多くて豆の重量が重たいからなのだ。
つまり匂いで判別できる能力がない以上は、浅煎りで鮮度の見極めは非常に難しいのである。
だから最初に深煎りを買うのだ。
実際に深煎りの方が焙煎が難しいと私の行っているお店のバリスタが言っていた。
つまり深煎りで鮮度が良い豆を売るお店は、浅煎りでも信用できるというわけだ。
まぁなんとも情けない理由である笑
しかしこの情けない理由でも、やってみると99%このパターンに当てはまる。
試しにやってみてくれ。
3.焙煎はプロにまかせろ
自家焙煎を趣味でやっている人を否定しているわけではない。
なんなら私も自家焙煎に手を出したくてウズウズしている。
しかし、焙煎の機械が何百万もするものにはやはり勝てない。
まして今はコンピューター管理の機械まであって趣味ではとうてい追い付かないレベルになっているのが現状なのだ。
自家焙煎をしている個人店の多くは、仕入れた良質な豆をさらにハンドピッキングで不良豆と良質豆とに仕分けている。
焙煎前の白い豆も、欠けていたり変色したりしているものが必ず混ざっているのをちゃんと知っているのだ。
ちなみに私の通っている店では焙煎後にもう一度ハンドピッキングをしている。熱を入れた後じゃないと分からない不良豆も必ずあるそうだ。
一度ハンドピッキングの見学をさせてもらったが、素人の私ではまったくもって理解のできないスピードで、しかも確実に仕分けている。
仕分け終わって双方を見るとその差は歴然だ。
そして、仕入れた豆の品種に1番適した焙煎をするのもやはりプロの領域なのだ。
間違っても、『これ、深煎りでお願い!』なんて言わないことだ。
プロに対して無礼である。
もちろん同じ品種の豆でも店の人間によっては浅煎りもあれば深煎りもあるわけだが、やはりそこはプロの考え方に委ねて信じてみるのもまたコーヒーの楽しみ方の1つである。
そして会計が終わったら必ずこの一言。
『ありがとう!』
これでさらにコーヒーは美味しくなります。
もっと言えば前回買ったコーヒーのお礼もしよう。
4.持っているといいセット
まずこの画像を見てほしい。一応、行きつけの店ではOKが出ている内容だ。
計りと粉を落とすカップ。
陶器のドリッパーにペーパー。
そして最重要アイテムは電動のミルである。
載せ忘れたが他に温度計と、口の細いヤカン。
このセットがあれば大丈夫だ。
電動ミル
まず最重要アイテムのミル。
様々なミルがあるのだが、できることなら電動をおすすめしたい。
手で回して粉にするミルもあるのだが、10グラムの豆を粉にするのにレミオロメンの粉雪一曲分くらいの時間がかかってしまい、さらに粉雪を歌うくらい疲れる。
電動ならば粉雪の音源を検索するよりも短い時間で、さらに均等な粒の大きさにすることができるからだ。
電動ミルにはミキサーのような刃が回転するものと、すりつぶしながら粉にする臼状のものがある。
ミキサー系のものは手回しよりも粒の大きさにムラができるので、安く手に入るとはいえおすすめはしない。
臼状の電動ミルがおすすめだ。
先の画像に載せたが、私の使っている電動ミルはこれだ。
価格:30,800円 |
んー、高い。
今は後継機も出ているらしいが、とにかく高い。
同じ臼状のもので探してみたがこれはなかなかいい。
ハリオ V60電動コーヒーグラインダーコンパクト EVC-8B(1コ)【ハリオ(HARIO)】 価格:11,398円 |
これは知らなかった。
これにしとけばよかったな笑
これでも高ければ臼状の手回しミルだ。
ハリオ セラミックコーヒーミル・スケルトン MSCS-2B(1コ入)【ハリオ(HARIO)】 価格:2,310円 |
ミルのメーカーは多数あるが、臼状のミルはやはり欠かせない機能であることは間違いない。
お金に余裕があれば色々試してみるのもまた趣味らしくていいものだ。
ドリッパー
ペーパードリップの場合、ドリッパーはプラスチックや陶器が主流だ。
プラスチックはとにかく安いが、お湯をかけるとすぐに熱くなるが放置するとすぐに冷えるというデメリットがある。
コーヒーを入れるときはなるべく温度変化が少ない方がいいとされているのだ。
そこで有効なのは陶器ドリッパーだ。
陶器だと、一度お湯をかければなかなか温度が下がらないメリットがあり、プラスチックと違って洗っても傷が入りにくいメリットもあるのだ。
デメリットとしては落とすと割れやすく、そこで心も折れやすいことだ。
しかしここまでコーヒーにハマれば大丈夫。きっと道具を大事にしている段階だからだ。
ドリッパーには円錐形のものと角錐形のものがあるが、私は後者の角錐形を使用している。
理由はカッコイイから。
ドリッパーの底に穴があいているのだが、3つ穴、2つ穴、1つ穴がある。
ちなみに私の使っているドリッパーは、1つ穴のタイプだ。
理由はカッコイイから。
主流は3つ穴で1つ穴のドリッパーはあまり市販で見かけないから、うん。カッコイイ。
コーヒーの色がだいぶついてきた。
ドリッパーが喜んでいる。
これはカフェバッハのドリッパー101というやつらしい。
量販店では見たことがない。
データが少なくて申し訳ないです。
ポット
ヤカンのことである。
送料無料★KINTO キントー プアオーバーケトル 900ml【コーヒーポット】 価格:11,000円 |
個人的に気になっているポットがこれだ。
しかし高い。
2000円くらいから普通に手にはいるが、このように口が細くなっているものをおすすめしたい。
理由は、狙ったところへダイレクトにお湯を注ぐことができるからだ。
入れ方はYouTubeなどの動画で見ると分かるが、中央部分だけに注ぐ方法や周りのペーパーまで広く注ぐ入れ方もあり様々だ。
どれも美味しく入れることができるが、いずれにしても狙ったところに注げることが重要なポイントだ。
ちなみに○万円もするようなポットもあるが、それにも理由がある。
ドリッパーと同じく、分厚いステンレスを使った高いポットの方が温度変化がしずらくなるからである。
しかしプロは一度の注文で何杯も入れるため、何度も加熱し直す時間がないからだ。
一人分を楽しむ程度であればそこまで気にする必要はなさそうである。
5.謎のコーヒー店
ここでは私の通うコーヒー店の話をしようと思う。
しかしこの店は一切ネット情報が公開されていないお店だ。
私が50キロ以上の道のりを車で定期的に通っているほどの名店であるわけだが、まず店に名前がない。
そしてSNSなどで情報公開を拒んでいるため、店内にはそんな張り紙まで貼ってある始末だ。
もちろんネット通販なんて概念はない。
その店を知った理由は、たまたま嫁の実家から歩いて数分のところにあったからである。
このブログで紹介するにあたっての許可はとってあるのでご安心を。
私はその店のコーヒーの味をいろんな人に知ってもらいたいと常々思っていた。
そして去年、店主にお願いをした。
店のことは一切明かさないから、遠方に住んでいるコーヒー仲間に豆を売りたい!!
店主は少し渋ったがOKしてくれた。
この人は商売する気あんのか!?
と今でも思っている。
私は学生の頃から東京や千葉など関東を転々としていて、それぞれの地域で友達とLINEを通して繋がっている。
そんな中にたくさんのコーヒー仲間がいるのだが、そいつらには定期的にこの謎の店のコーヒーを売っている。
万が一気になったら私の仲間になってくれ。
LINEは不可能だがTwitterをやっている。
フォローしてコーヒーについて語ろう。
しかしいきなり売ってくれ!はナシだ。
店主に失礼だし、私は人間としての話を熱く語れない人間は友達だと思えないからだ。
とにかく笑わせてくれ!
Twitter、横居直花で検索だ。それが私だ。
ちなみに100gずつで、銘柄はDMで説明しよう。
その店の豆がどこまで高価な豆を使っているのか、また焙煎やピッキング技術の工賃なのかは分からないが、量販店で売られている値段の感覚でくるとメンタマ飛び出るような金額は覚悟召され。
少なくてもイメージにゼロを1つ足すくらいの感覚でちょうどいい。
しかしこのコーヒーは本当に上手い。
6.まとめ
私の買っているコーヒーは10gに対して85℃から90℃くらいの軟水のお湯200mlで一杯としている。
それにしてもね、コーヒーという飲み物は実に不思議だ。
同じ豆、同じミル、同じ水、同じドリッパーを使っているというのに、嫁が入れるコーヒーの方がなぜか全然うまいのだ。
おそらく嫁に限らず、自分で入れたコーヒーは底辺で、自分以外の人が入れたコーヒーはとても美味しい。
私の勝手な持論だが、誰かのために美味しいコーヒーを入れるのって、絶対に自分が仲良くしてる人が信頼している人なわけだよ。
嫌いな奴とか、どーでもいい奴には美味しいコーヒーなんか入れてあげようとか全く思わないし、実際絶対に入れないだろ?
誰かのためのコーヒーなんだからさ、自分のために入れてくれたコーヒーが美味しいってのは絶対的に真実なんだよな。
だから私の経由で豆を買ったらできれば最初の一杯目は入れてもらって飲んでくれないか。
独身だったら母ちゃんでもいいし友達でもいいんだ。
最後にまとめ。
1.まずマスタッシュでコーヒー豆を買って美味しさの基準を知る。
2.自家焙煎をやっている個人店を探し、深煎り豆で新鮮さと店の本気度を知る。
3.ミル、ドリッパー、ペーパー、ポット、温度計、秤を入手する。
4.私、横居直花と仲良くなる。
5.大切な人のためにコーヒーを入れ、大切な人にコーヒーを入れてもらう。
6.大切な人がいない人は、そうゆう人を見つける。
7.そんなコーヒー生活に関わった人にありがとうと言う。
以上だ。
さてと。最近嫁が赤ちゃんに夢中でコーヒー入れてくれねーから自分で入れますかね!!
と、いったところだ。
ありがとうございました。
2匹の蛙がもがく話
何かの本で読んだんだ。
なんだっけな。
思い出せない。でもすぐにGoogle検索をするつもりもない。
誰が言ったかにはあまり関心がないからだ。
2匹の蛙
辺りが暗くなり始めた午後6時。
穴の空いた網戸を閉め忘れて昼寝をしてしまった。
IHのポットでミルクを沸かしてそのままになっている。
火災防止機能がしっかり働き、ミルクはぬるくなっていた。
わずかな光を頼りに集まる小さな虫を求めて二匹の蛙が網戸の穴から入ってきた。
すると二匹の蛙は同時に足を滑らせてミルクの入ったポットの中に落ちてしまったんだ。
『やばい!これはやばいぞ!水と違ってこの白い液体は泳ぎにくい!』
ポットの中で二匹の蛙はしばらくもがいていた。
すると片方の蛙の様子がおかしい。
『わりぃな相棒。。俺は助かる気がしねぇからもう諦めるわ。。』
そう言い残すとその蛙はポットの底へ沈んで死んでしまった。
『おーい!!まじかよ!!
くそーー俺は死にたくねぇ!絶対に諦めないぞ!!!』
もう片方の蛙はこれでもかと足を動かし続けた。
しばらくすると蛙は
『あれ?足元が固くなってきたぞ?これなら一気にジャンプして脱出できるかもしれない!』
そして蛙は見事に脱出したのである。
『あーーマジで死ぬかと思ったー!!
あーぁ。相方よ。なんであきらめちまったんだよ。。』
そう思いながらポットの中を振り返ってみると、さっきまでミルクだったのが、足をバタバタさせていたおかげでバターになっていることに気付いたのだ。
『なるほど、これで俺は助かったのか!諦めなくて本当によかった!』
助かった蛙は、諦めたら死んでしまうこと、諦めずにもがいていれば意外なところで答えが出ること、ミルクが美味しいということ、ミルクを混ぜるとバターができることを学んで、網戸の穴から外に出て帰っていった。
まとめ
まず、継続することの大切さを考える。
ここでの蛙は継続できない方が死んでしまうわけだが、人間も同じですぐに諦める人は人間として死んだこととおなじなのだ。
次に、答えはもがき苦しみ自分で見つけ出せということだ。
最近の子供に限ったことではないかもしれないが、何でもかんでも
『ねーママー、これってどうやるのー?』
と、すぐに答えを求めてしまう。
自分の目で見て盗めと教えられていないからだ。
あとはタブレットなどの情報機器に頼りすぎていることもその問題に大きくかかわっている。
そして、楽して得た答えはその場しのぎにしかならず、いざというときに全く使いこなせず応用もきかない。
つまり使えない大人へと退化していくのだ。
生き延びた蛙はどこかでミルクを買い、混ぜてバターにしたものを売る商売で成功しているのかもしれない。
私たちには近道はないのだ。
だけど必ず答えはあるのだ。
自分を信じて、辛くてももがきまくってやろうぜ。
さ、明日はほうれん草とベーコンのバター炒めでも作って嫁と娘にふるまってやろーかな。
ありがとうございました
日本人
日本人はなぜ自己主張が苦手なのかを考えたことがあるだろうか。
それは個人の気質よるものだという考え方が浸透しているようで、私もその一人だ。
しかしこんな角度から考えてみるとどうだろうか。
目次
- 日本語
- 美学
- まとめ
1.日本語
言葉はその国の人間性を作っているのではないか。
いやもっと言えば日本国内でも方言が県民性を作っているのかもしれない。
まずは分かりやすいところで県民性。
関西弁と標準語を比較してみよう。
使っている言語は日本語だが、その発声方法で精神の解放に違いが出ている。
君はさー、ホンッ、トなにをやってるのー!
これが標準語。
おまぇほんまなにやってんねん!
これが関西弁。
実際に聞きくらべないとわかりにくいが、標準語の場合は『、』がところどころに入るのだ。
つまり、喉の奥で発声の息を切っているのだ。
関西弁では1つのセンテンスで『、』となるものが極端に少ない。
つまり喉で息を切るのではなく、口先だけで言葉の発音を作り喉が解放されているのだ。
日本の中でも自己主張ができる人が関西人に多いのは、言葉の作り方に息の切れ間がない分、精神の解放ができているからだと考えられます。
歌のボイストレーニングでまず基礎として始めるのが息を喉で切らず、口先だけで言葉の発音を作る練習です。
それだけ発音の作り方と精神の解放には密接な関係にあるのは確かなのかもしれません。
次に国別で考えてみましょう。
中学時代、英語の授業でものすごい違和感を感じていました。
それは人称に関しての違和感です。
日本語と英語、それぞれ同じ意味で自己紹介します。
こんにちは。横居直花です。元気ですか?
Hello. I'm Naoka Oui. How are you?
どうですか。
日本語では『私は』とか『あなた』といった人称を使ってないのに対し、英語では2つもつかっています。
ありがとう。
Thank You.
人称がありますよね。
この人称の多さこそが、まさに自己主張の国であるアメリカやイギリスの国民性を作り上げているのではないだろうか。
とにかく自分や相手の人称を出すことで自分の領域と相手の領域に線引きをしているように見えるのです。
日本語はどうか。
人称が極端に少ない。まして、人称を多用されたりすると相手にあまり良い感情をいだかなくなるくらいですよね。
おれさー、今日さー、お前んちに俺の布団持ってってお前の隣で俺寝てもいいかなー!?
と人称多用しないですよね?
今日もしよかったら泊まりに行ってもいいかい?もちろん布団は持参していくからさ。
この方が自然ですよね。
それに対しての反対は
『俺はお前を俺の布団の横で寝させてあげることはない!』
と言うことはなく、だいたいはこう言う。
『今日はちょっとー、、』
つまり人称を少なくすることが日本の美徳となっている部分も多分にあるわけです。
『今日はちょっとー』
の言い方にはこんな要素がある。
今日以外ならオッケーである要素、
泊まり以外のことならオッケーだという要素である。さらに言えばお前だけは泊めたくないという要素も少量含まれている。
それは言葉ではなく相手の表示などから読み取ることができる、まぁワビサビ的なものがDNAに刻み込まれているから、言ってみれば日本人には人称があまり必要ないのだ。
そしてもっとも代表的なのはyesかnoかという概念だ。
先に上げた『今日はちょっと』が英語ではNOなわけですが、日本語で嫌だ!と言うのはガキだけです。
つまり、日本人のNOはそれ以外なら大丈夫という要素を多く含んでいるから曖昧な返答だと思われてしまうわけですが、それこそが日本人が古くから構築してきた特有の優しさなのではないだろうか。
2.美学
俳句は日本人の美学の結晶だ。
その流れから昭和歌謡曲の歌詞もまた美学の結晶だ。
『雪とけて 村いっぱいの 子どもかな』
こんな俳句がある。
雪は冬を連想させるわけだが、冬という単語はない。
さらに雪とけて なので、春なわけですよ。もちろん、春という単語はない。
長い冬を終えてやっと友達に会えた喜びが、そのはしゃぐ声からひしひしと感じ取れるのですよ。
たったの17文字で春の喜び、夏の盛り上がり、冬に備える秋、長い冬、の1年間の物語を想像させてしまうのですから、素晴らしいとしか言いようがありません。
この句に失礼かもしれませんが、英語に訳したらどうでしょうか。
英語ができないので正確にはわかりませんが、おそらくただの説明文になってしまうだけでしょう。
言葉少なく、相手に楽しさや厳しさを読み取らせることが日本人の美学の一つなのです。
歌謡曲で考えてみましょう。
【中古】 まちぶせ /荒井由実(松任谷由実) 【中古】afb 価格:300円 |
『夕暮れの街角 覗いた喫茶店 微笑み見つめあう 見覚えある2人』
これもまた素晴らしいですよね。
私にはなぜか電柱と細い道が見えてきます。
隠れているんでしょうな。
その二人はきっと学生服とセーラー服で、学校が終わってから喫茶店で制服デートしていたんでしょう。
ほとんど書かれてないのに、こんな想像が出てきてしまうんですよ。
日本語というのは本当に私たちの右脳をガンガン回してくれる最高の言語なのです。
3.まとめ
曖昧な表現に的確な映像を見せてくれる日本語。
優しさに溢れている日本語を使ったもの同士なのに、かつて内戦を繰り返していたのは、よほどその心に熱い想いがあったに違いない。
そして現代でも日本語は日々進化している。
とくにギャル語は面白い。
実に周到で的確にその情景を示している。
世界の共通語は英語だが、もし日本語になったとしたら他の国の文化にワビサビが融合してもっと新しい表現が生まれ平和な人類になるのではと密かに願っている。
私たち日本人はこの曖昧な表現をもっと誇りに思い大事にしていくべきだ。
心を感じるために。
あぁ優しくなりたい!
と思ったところで今日はおしまい。
ありがとうございました。
横居直花
不眠解消
眠れない人がたくさんいるようだ。
私もそうなのだが。
実に不眠歴は20年にもおよんでました。
頭の中で戦闘が開始されたらもうこれが止められない。
そしてなんか頭の位置が決まらなくてイライラしてしまう。
そこで私は2つ策をたててみた。
結果、今は5時間は確実に寝られるまでに至りました。
目次
- ◯◯を変える
- ◯◯と心に決める
- まとめ
1.◯◯を変える
これは物理的にあるものを1つ変えることです。
それは単純に枕です。
頭の位置が決まらないのはやはり枕の影響が1番大きいです。
マットレスを変えても結局枕が決まらないと眠気がやってこないことに気づいたからです。
低反発は本当に好き嫌いが激しく分かれるそうだ。
私は低反発枕苦手連盟の代表的な人間だったのだが、頭の位置が決まらない理由を考えた。
まず反発系ではない枕は安くて高さの種類もわりと豊富だが、すぐにヘタってきて最終的にはペッチャンコになり枕の機能が完全に損なわれ2ヶ月に一度のペースで交換。
安くても1000円はするわけで、年間6000円。
しかも捨てるのには大きくて、小さくたためないのでゴミ袋一枚を枕のためだけに使うのです。
市の指定ゴミ袋で10枚500円もするところもありますので、地味に痛い。
コスパが悪く、安物買いの銭失いの典型でございます。
一方で、反発系の枕でも高反発と低反発がある。
そして私は高反発枕も何度か使用したことがあります。
これはヘタることがないので最初はいいかと思ったのですが、どこに頭を置いても平坦なところで頭が勝手に転がってしまう感覚に陥りました。
それじゃあこっちの高反発枕!の交換ループが始まり、結局一年で1.5万円以上かかってしまいました。
ここまできたらもう病院の領域かと思いはじめるわけです。
しかしここで重要問題!
病院で不眠症の診断が下されると生命保険に加入できなくなるのは必至なわけですわ。しかも一生入れない可能性すらある。
四人家族の働き手としてそれは非常に痛い。
そこで自分の苦手意識は本当に『苦手』なのかを疑ってみることにしました。
つまり、低反発枕という最後の砦に手を出そうとここで決心しました。
ポチッとな
試しに1週間使ってみてくださいよ。
なぜ1週間かって?
何事も慣れるのには時間がかかるもんです。
1週間の睡眠時、自分の頭の動きを研究していると分かってきました。
枕が合わないと、転がりそうな頭の動きを抑制しようとして無意識に力が入ってしまうんですよ。
しかし低反発枕にすると、左を向いたらピタッとベスポジで安定するんで、無意識のバランス取りが少しずつ減っていくんです。
1週間が経ちます。
試しに普通の枕に戻します。
な!る!ほ!ど!ね!!!!!
体験価値は絶対にあります!
まず不眠で悩むあなたは枕を変えろ!
ということです。
2.◯◯と心に決める
不眠によるストレスは壮絶なものです。
寝たい、でも布団に入ると目が覚める。
布団に入るのが怖くなってきて、でも明日も仕事だし。。。なんならめちゃくちゃ忙しい。
この思考のループにハマってしまうともう抜け出せない。
そこで私独自の脳ミソ騙し術を紹介しましょう。
この章のテーマの答えはこれです!
『もう寝ないと心に決める』
もっと言います。
もし不覚にも寝たら無理してでも起きてやる!
このまま起き続けてやる!
こんな風に心に誓うんです。
『起きる』ということに対して自分に厳しくするのですよ。
でも私は基本的に自分に甘い性格なので、起きてやろうと決めた誓いをサボり始めたんです。
どういうことか。
起きるのをサボる=寝る
これが私にはほんっとに効果絶大でした!
3.まとめ
寝ることに向き合うには、寝ることについて考えなければなりません。
しかし人間は起きていないと考え事ができません。
つまり寝ることについて考えてはいけないんですよ。
なので2章で述べたような発想の転換が必要なんですね。
どんな癒し音楽もアロマテラピーも運動も、寝るためにやるのは逆効果なんです。
起き続けるためにはどうするかを考えていたほうが、途中6時間くらい休憩をはさもうかって思えるんです。
学生の時のことを思い出しましょう!
学校に行っているからこそサボれるんですよ。
睡眠も同じことです。
まず、枕を変えましょう!
寝ることを諦め、起きることに専念しましょう!
そして起きる努力をしたご褒美に6時間の休憩をしましょう!
さ、飯食って寝ようかな。
ありがとうございました。